ジャクリーン・ビセットの父親はスコットランド人の医師で、母親はフランス人の弁護士です。ロンドン郊外のサリー州に生まれたジャクリーンは3歳の頃からバレエを習い、16歳の時、女優を夢見て、ロンドンに行きます。
18歳の頃からモデルを始め、テレビのコマーシャルにも出て評判になります。20歳の時、リチャード・レスター監督の「ナック」で映画デビューします。この作品では、ジェーン・バーキン、シャーロット・ランプリングもデビューしています。
1967年、「007 / カジノロワイヤル」に出演した後、20世紀フォックスと契約を結び、スタンリー・ドーネン監督の「いつも2人で」で、オードリー・ヘプバーンと共演、ハーヴェイ・ハート監督の「甘い暴走」で、マイケル・サラザンと共演、ゴードン・ダグラス監督の「刑事」で、フランク・シナトラと共演、ピーター・イエーツ監督の「ブリット」で、スティーヴ・マックイーンと共演して、世界的なスターとなります。
フランク・シナトラにはかなり気に入られたようですが、当時、マイケル・サラザンと同棲していたジャクリーンは見向きもしなかったようです。それでも、シナトラは怒る事なく、マックイーンにジャクリーンを紹介して、「ブリット」の出演が決まったようです。
その後、1972年、ジョン・ヒューストン監督の「ロイ・ビーン」で、ポール・ニューマンと共演、1973年、「おかしなおかしな大泥棒」で、ライアン・オニールと共演、同じ年に、フランソワ・トリュフォー監督の「映画に愛をこめて アメリカの夜」に出演します。1974年、「おかしなおかしな大冒険」で、ジャン・ポール・ベルモンドと共演、シドニー・ルメット監督の「オリエント急行殺人事件」で、イングリット・バーグマン、ローレン・バコールらと共演、1976年、「セント・アイブス」で、チャールズ・ブロンソンと共演、1977年、ピーター・イエーツ監督の「ザ・ディープ」で、ロバート・ショー、ニック・ノルティと共演と1970年代を通して活躍を続けます。
現在も活躍していますが、ジャクリーン・ビセットはまさしく、1970年代を代表する美人女優といえるでしょう。彼女が出演している70年代の映画が数作品しか発売されていないのが残念です。

◆プロフィール
1944年9月13日、イギリス、ウェイブリッジ生まれ。
身長169cm
ナック 1965年
結婚詐欺 1966年
袋小路 1966年
沈黙の女 ロウフィールド館の惨劇 1966
謀略都市 1967年
007 カジノロワイヤル 1967年
いつも2人で 1967年
甘い暴走 1968年
刑事 1968年
ブリット 1968年
経験 1969年
フランソワの青春 1969年
クリスチーヌの性愛記 1970年
大空港 1970年
さらば青春の日 1971年
シークレット 1971年
悪魔のワルツ 1971年
ロイ・ビーン 1972年
おかしなおかしな大泥棒 1973年
映画に愛をこめて アメリカの夜 1973年
おかしなおかしな大冒険 1974年
オリエント急行殺人事件 1974年
らせん階段 1974年
殺意の行方 1976年
セント・アイブス 1976年
ザ・ディープ 1977年
愛はエーゲ海に燃ゆ 1978年
料理長殿、ご用心 1978年
世界崩壊の序曲 1980年
ベストフレンズ 1981年
恋のスクランブル 1983年
火山のもとで 1984年
ベルリンは夜 1985年
ハイ・シーズン 1987年
彼はメイド・イン・パリ 1990年
蘭の女 1990年
クライムブローカー 仮面の誘惑 1993年
メランコリー 1996年
ひとり旅の女 1996年
娼婦ベロニカ 1998年
ヴァージン・ブレイド 1999年
JESUS 奇蹟の生涯 2000年
ニュー・イヤーズ・デイ 約束の日 2000年
イン・ザ・ビギニング 2000年
ブリタニック 2000年
ドミノ 2002年
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